塗り替え時期 l 屋根塗装（リフォーム）における基礎知識

屋根材ごとに塗り替えやメンテナンスの時期が異なります。
普段目につきにくい場所だからこそ、定期的なチェックを行う事で、費用を抑えることができます。

屋根をリフォームする方法として手軽で経済的にも負担が軽いのは、「塗装」です。
最も一般的なスレート屋根の目安は１０年以内が目安となっています。ただし、劣化が進んでいる場合には、葺き替えやカバー工法といった方法があり、塗装に比べて割高になってしまいます。

	症状	目安時期
粘土系	和瓦も洋風も粘土を固めて作られた瓦自体は長持ちしますが、下地の木材や漆喰の手入れが必要になってきます。	特になし
セメント系	日本伝統の粘土で作られた瓦に比べて安価な材料となります。寒暖の変化に影響を受けづらいですが、経年変化によって塗膜が劣化する恐れがあるので、定期的な塗装が必要になります。	７～８年
スレート系	色あせやカビ、苔が生えるので定期的に塗装が必要です。	７～８年
金属系（ｶﾞﾙﾊﾞﾆｳﾑ鋼板）	色あせするので定期的な塗装が必要になります。	６～７年
金属系（トタン）	トタンは材質が薄いため、色あせ、汚れ、錆が発生し、さらに放置しておくと穴があくように劣化します	３～４年

屋根は紫外線や雨風のダメージを放っておくと、塗料がもつ機能が失われていき雨漏れなどの劣化につながりかねません。
そうなると簡単な補修や塗装だけでは足りず、大規模な工事になってしまいますので、以下のような劣化症状が見えた場合はすぐに専門家に相談をしてみて下さい。

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